「ALS（筋萎縮性側索硬化症）とは」

ALS（Amyotrophic Lateral Sclerosis：筋萎縮性側索硬化症）は、脊髄、脳幹や大脳皮質の運動ニューロンに障害が起き、全身の筋力が徐々に低下していく病気です。厚生労働省が臨床調査研究分野として指定する難病（特定疾患）のうちのひとつで、中年以降の男性に多く有病率は10万人に5人程度。現時点では原因が特定できておらず対症療法しかない状況ですが、予後を改善する薬も開発されています。
この病気を支援するための団体も多く存在し、ALSの認知度の向上と寄付金を募る「アイスバケットチャレンジ」という氷水をかぶり広める行為がアメリカで始まり、日本でも多くの著名人が氷水をかぶりました。
日本では特定疾患（難病）指定されたものには国からの給付や、支援団体からの援助も受けることができます。ご自身が、また家族や周りの方が難病に直面した際にはぜひ活用してください。
ここではALSに関する基本情報と、関連団体などをまとめました。