2013年12月、「niconico」で有名なドワンゴ社が、新卒入社試験の受験者から受験料を徴収することを発表。ネット業界のみならず産業界全体に話題を呼んだ。ドワンゴ社のトップ自ら、強い意志をもっての決断だったため、撤回や論争などの大騒動にこそならなかったが、賛否両論は引き起こした。ここでは、ドワンゴ社の目論見、世間での受け入れられ方、反対意見、便乗事件、その背景などを、詳しくない人でも判るようにまとめる。
今春入社の新卒採用試験から受験料の徴収制度を導入した。これにより受験生は昨年より6割減ったのだが、どんな狙いがあるのだろうか。
動画配信大手のドワンゴは3日、厚生労働省から、2015年春入社の新卒採用では受験料の徴収を自主的にやめるよう口頭で「助言」を受けたことを明らかにした。同社は「本気で志望してくれる人に受けてほしい」と
首都圏在住者から3000円を受験料として徴収する。受験料の寄付は行わない。
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